2000-11-28 第150回国会 衆議院 商工委員会 第8号
○諸田会計検査院当局者 お答え申し上げます。 電源立地勘定の不用額についてでございますけれども、会計検査院といたしましては、平成九年度約七百八十億円、十年度八百六十億円、十一年度九百十億円と推移していることは承知しております。 また、不用額が発生しております主な理由といたしましては、原子力発電所等原子力施設の立地の進捗がおくれているため、交付金の支出が予定よりも少額となっていることと承知しているところでありますが
○諸田会計検査院当局者 お答え申し上げます。 電源立地勘定の不用額についてでございますけれども、会計検査院といたしましては、平成九年度約七百八十億円、十年度八百六十億円、十一年度九百十億円と推移していることは承知しております。 また、不用額が発生しております主な理由といたしましては、原子力発電所等原子力施設の立地の進捗がおくれているため、交付金の支出が予定よりも少額となっていることと承知しているところでありますが
○諸田会計検査院当局者 平成八年度通商産業省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。 検査報告に掲記いたしたものは、不当事項十件であります。 検査報告番号二二一号から二三〇号までは、いずれも国庫補助金を原資とする中小企業設備近代化資金の貸し付けにおいて、借り主が、設備を無断で売却したり、貸付対象事業費より低額で設置したり、設備を設置していなかったりなどしていて、補助の目的
○諸田会計検査院当局者 平成八年度国民金融公庫の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 平成九年度国民金融公庫の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 平成八年度日本開発銀行の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法または不当と認めた事項はございません。 平成九年度日本開発銀行の決算につきまして検査
○諸田会計検査院当局者 お答えいたします。 補助金だけではございませんけれども、ただいまの先生の御指摘も踏まえまして、今後十分、さらに検査に当たっていきたい、このように考えております。
○諸田会計検査院当局者 ただいまの件につきましては先般の委員会でお答えしたとおりでございますが、念のためその後再調査をいたしましたが、OBから検査を外してほしい旨の要求があった、あるいは検査を外したということは確認できませんでした。 現に、京セラに対しましては、最近三年間で二回の検査を実施しております。したがいまして、当方では、いつの時点のどの話かわかりかねますので、現時点におきましては、再度調査
○諸田会計検査院当局者 お答え申し上げます。 先般の委員会で御答弁申し上げたとおりの方針で、鋭意検査に取り組んでいるところでございます。 現在は、通産省当局が既に調査と処分を行った事案につきまして、当局から説明を受けた上、補助金交付関係の資料等を分析中でございます。
○諸田会計検査院当局者 確認したわけではございませんけれども、OBの土井さんが京セラに行っていることは事実でございます。
○諸田会計検査院当局者 この告発本といいますか、瀧本さんの本にそのようなことが書いてあることは承知しておりますけれども、予定した検査を取りやめたという事実は全くございません。
○諸田会計検査院当局者 お答えいたします。 過去、平成二年から平成十年までに四回の京セラに対する検査を実施しております。最近では、平成九年の二月に、京セラ、鹿児島でございますけれども、総合研究所、平成十年の二月には、京セラ、京都府でございますけれども、中央研究所の検査を行っております。 検査の結果、特に指摘した事態はございません。
○諸田会計検査院当局者 御答弁いたします。 航空燃料JP4の調達に関する件でございますけれども、会計検査院といたしましては、平成九年度決算検査報告にこの件を掲記いたしました。若干その事態の概要を申し上げます。 調達実施本部では、指名競争契約によりまして航空タービン燃料JP4を調達しておりますが、この調達に当たりまして当初の指名競争入札が不調となり、その後の商議の中で、予定価格より高い価格をもとにすべての
○諸田会計検査院当局者 お答えいたします。 先生御指摘の会計法違反ではないかということでございますけれども、入札した結果、一社も入札に応じていないという場合には、一度そこでその入札は終わるといいますか、それで再度予定価格を決めて再度入札をするということにつきましては、即会計法のどこの条文に違反するかということではないというふうに考えております。
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 会計検査院といたしましては、防衛庁は、その予算規模等にかんがみまして従来から重要な検査対象の一つと位置づけまして厳正に検査に取り組んできたところでございます。そして、これまでに正面装備費等を含めましてさまざまな予算執行上の問題点を指摘し、当局に改善を求めてきたところであります。 しかしながら、過大請求事案を未然に本院として発見できなかったということにつきましては
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 防衛庁の調達につきましては、確かに委員御指摘のとおり、非常に随意契約が多いということはもちろんでございます。これは先ほど防衛庁長官が御答弁されましたとおり、種々の事情からそうなっているとは思いますけれども、私どももやはり最近におきましては相当市販品等も使えるのではないかということからの検査に重点を置きまして、これまでもそういった指摘もしているところでございます
○説明員(諸田敏朗君) 会計検査院といたしましては、検査報告に掲記いたしました事項につきましては、国や団体の損失は回復されたか、また再発防止のためどのような改善の処置がとられたかにつきまして、処理完結に至るまで毎年報告をするなどしてフォローを続けているところでございます。 また、本院では、都道府県の会計事務担当者などを対象に講習会を主催したり、また各省庁等が開催する講習会に本院の職員を講師として派遣
○説明員(諸田敏朗君) 会計検査院といたしましては、社会福祉施設等の整備状況につきまして、事業主体である社会福祉法人等が交付を受けました補助金等を適正化を主眼として検査を実施しております。したがいまして、ただいま先生御指摘の社会福祉法人の認可や施設建設の承認などの適否そのものにつきましては判断する立場にはないということを御理解いただきたいと思います。
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 彩グループは、施設整備事業におきまして、実際の契約額より高額な契約額の工事請負契約書を県にあるいは国に提出するなど、補助金の交付要綱に違反しまして事業費を過大にしていたり、また、一括下請契約により差益を生じさせたりしていたものでございます。 会計検査院といたしましては、このように過大となっていたり、あるいは差益を生じさせていた事業費部分は補助の対象とは
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 ただいま院長が答弁したところでございますが、原価検査を担当する専従班、これを防衛検査課に設置したということで検査体制の充実強化を図りましたほか、従来、調達先の会社につきまして、調達実施本部職員の立ち会いのもとでいわゆる肩越し検査という形で検査を実施してきたところでありますが、今後は、必要と認められる場合には、会計検査院法第二十三条によりまして検査指定を
○説明員(諸田敏朗君) 今回の冒頭陳述で検察側が述べていることについては、私どもとしては全く確認しておりません。したがいまして、認めたとか認めないということではございません。
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 ただいまもお答えいたしましたように、それぞれの会社におきまして原始伝票あるいは作業日報、こういったような基礎的資料の保存が義務づけられていない、そういったことなどから契約工数のチェックができなかったことにより過大請求を発見できなかったものでございます。
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 会計検査院は、通常、検査に当たりまして、個別の一契約ごとに作業伝票等の基礎的資料によりまして工数やその他の実績数値を確認することによりその契約の適正な支払い額などを確認することをしております。 今回の過大請求事案につきましても、過大請求が明らかになった時点におきまして、その適正な返還金額等を検証すべく努力したところでございます。しかしながら、個別契約
○諸田会計検査院説明員 お答え申し上げます。 会計検査院では、環境庁及び環境事業団の本庁及び本部の実地検査などの機会に、本件事業の経緯、現状、今後の処理方針などについて説明を受けているところでございます。また、昨年、平成十年四月に、岡山県における会計実地検査の際、現地の状況を確認しております。 会計検査院といたしましては、環境事業団が分担した工事は完了し既に施設の譲渡が行われているものの、その後
○説明員(諸田敏朗君) 直接会社に要求するということもございますけれども、やはり調達実施本部を通してそういった資料を提出していただくということでございますから、当然その際、調達実施本部に対して資料があれば出していただきたいということは申し上げておりますけれども、調達実施本部の方の返事が一応会社からはその資料は徴収していないということで、調達実施本部の方からも私どもとしては十分な資料は提出していただけなかったということでございます
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 この四社事案につきましては、今先生御指摘のとおり、平成五年から七年度に過大請求ということが発覚したわけでございますけれども、そのうち三社分につきましては、当時、調達実施本部の方から私どもにこういう事案があったという説明がございました。また、一社、これはニコー電子ですけれども、これにつきましては平成九年に報告があったわけでございますけれども、そういったことから
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 会計検査院といたしましては、防衛装備品の調達につきまして今回製造会社の過大請求を指摘できなかったといったことを踏まえまして、これまでの検査の方法あるいは内容を総点検いたしまして、検査の実施体制の強化を図るため、原価計算の専門班を本日防衛検査課内に設置したところでございます。今後は、装備品価格の内容等につきましては、研究開発費等も含めましてその価格の妥当性
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 今回の水増し請求の問題につきましては、現在防衛当局において東洋通信機あるいはニコー電子との間で返還額について最終的な調整をやっていると思っております。 私どもといたしましては、その結果が出ました段階におきまして、各資料等を検討いたしましてその妥当性について判断したいというふうに考えております。 また、一般的な話で恐縮なんですけれども、国産の防衛装備品
○諸田会計検査院説明員 お答えいたします。私が答弁するのがよろしいかどうか何とも言えませんけれども、ただいま平成九年度の決算検査報告を鋭意作成しているところでございます。これは近々国会に報告されると思いますけれども、その中で何らかのコメントをするということになるかと思います。
○諸田会計検査院説明員 お答え申し上げます。 今回の事案によりまして、会計検査院に対する国民の信頼が揺らいでいるという点につきましては、会計検査院といたしましても重大なことと受けとめているところでございます。本件事案を発見できなかったことにつきましては謙虚に反省し、その上で防衛装備品の調達契約に対する検査のあり方を総合的に検討し、その効果的な検査の実施を図るための具体的な方策を検討しているところでございます
○諸田会計検査院説明員 私どもの検査といいますのは、あくまでも検査報告というのはそれぞれの年度ということで国会の方へ提出いたしますけれども、あくまでも事案につきましては、その年度あるいはその年において終わるということではございません。また、マスコミがこれを不問にするとかしないとか言うことと、私どもがそれについてどう処理するかということは全く関係がないということでございます。
○諸田会計検査院説明員 会計検査院は、会計検査の結果、疑問があれば、公文書によりまして事実の確認等を行っております。その際、相手方の意見を聞きまして、相手方の言い分に妥当性があるかどうかといった点につきましても検討をしておりますが、特に相手方の了解が必要なわけではないということでございます。 ただいまの件につきまして、本年の決算検査報告に掲記するかしないかということにつきましては、現在まだ継続して
○諸田会計検査院説明員 お答え申し上げます。 この事案につきましては、ただいま検討中でございますので、詳細については答弁を差し控えさせていただきますけれども、ただいま先生御指摘のとおり、陸上自衛隊では七四式戦車の整備を民間会社二社に外注しております。この整備費用には、三菱重工に対します技術使用料が含まれております。 しかし、一部の整備、これは標準内整備と標準外整備というのがございますが、標準内整備
○諸田会計検査院説明員 お答え申し上げます。 七年一月の調本の検査でございますけれども、その前の年のたしか六月ごろだと思いますけれども、調達実施本部から、本件がこういうことで原価差異が発生しているという報告を受けたわけです。その際、主として工数に差異があったということで、加工費について重点的に検査を行うこととしたものでございます。 確かに、報告書にございますとおり、具体的な基礎資料は会社では保存
○諸田会計検査院説明員 お答えいたします。 東洋通信機の返還方法について疑問を持ったわけでございますけれども、それは、履行中の契約が条件が変わったことによりまして契約価格が増減することはないわけでございますが、今回のように発生原因が過年度分の場合にも可能であるかどうかについて疑問を持ったということでございますが、その時点においては、現在お答え申し上げたようなところまで十分詰めていなかったということでございました
○諸田会計検査院説明員 お答え申し上げます。 会計検査院は返還命令を直接出す立場にございません。会社に対しまして過大請求の返還命令は、今装備局長がお答えしたように、防衛庁の歳入徴収官ということになります。 ただいま先生御指摘の返納方法につきましては、これは適切でなかったというふうに考えております。(坂上委員「違法だ。適切じゃないんだ、違法と言いなさい」と呼ぶ)現段階におきましては、債権管理法に違反
○諸田会計検査院説明員 お答え申し上げます。 古いことなので、日時、場所、出られた方等については記憶が定かではございませんが、食事をしたということはあったと思います。その際の費用は負担しております。 また、ゴルフにつきましては、私的な会でございますけれども、組は違ったと思いますが、一緒だったことはあります。その際の費用についても個人個人で負担しております。
○諸田会計検査院説明員 お答えいたします。 覚書に基づいて新たな債権債務が発生したかどうかについては、私どもとしては確認しておりませんけれども、債権が発生したということになれば、これは過年度に締結した契約におきまして過払いが生じたものでございますから、会計法令上、その返納額は現年度の歳入に計上すべきであります。今回の事案につきましても、そのような措置をすべきであったと考えております。
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 確かに、現在司法当局が捜査中でございますので、その結果を待つということが第一だと思いますけれども、その結果は結果といたしまして、私ども先生今御指摘のような検査報告に掲記するかどうか現在鋭意検討しているところでございます。
○説明員(諸田敏朗君) お答え申し上げます。 東洋通信機に対します過払いの事態は、防衛庁調達実施本部が平成六年二月ごろ独自の調査の結果事態を発見し、是正の措置をとったという旨の報告を会計検査院といたしまして平成六年の六月ごろ受けたわけでございます。 その際、調達実施本部の説明では、本件は生産方式あるいは技術進歩等により生じた見積価格と実績価格との原価差異を補正するものであり、適切な措置をとったと